![]() | 古代日本国家形成の考古学 (2007/06) 菱田 哲郎 商品詳細を見る |
日本の国家形成論研究には、膨大な蓄積がある。
その論点をコンパクトに整理統合し、考古資料が語りうる視点から古代日本を浮き彫りにする。
とりわけ本書では、5世紀に花開いたさまざまな技術革新をフォローすることからはじめ、7〜8世紀の産業政策と宗教政策―その接合部分に「国家」を見ることで、慎重にかつ大胆に古代日本の国家像を描くのである。
第1章 考古資料と日本の国家形成
第2章 内部領域の形成と中心‐周縁関係―五・六世紀の生産と社会
第3章 地域統合と統治組織―六・七世紀の生産と社会
第4章 律令制下の産業政策
第5章 律令制下の宗教政策
第6章 下部構造と上部構造からみた日本の国家形成
![]() | 前近代の日本列島と朝鮮半島 (史学会シンポジウム叢書) (2007/11) 不明 商品詳細を見る |
本書は、二〇〇六年十一月十九日に東京大学で行われた史学会日本史部会の公開シンポジウム「前近代の日本列島と朝鮮半島」の成果のより広い公開と活用をめざして、報告者・コメンテーターによる論文と、シンポジウムに参加された関係研究者による論文とによって構成した、史学会シンポジウム叢書の一冊である。
1部 古代の日本列島と朝鮮半島(江南の新羅人交易者と日本;『日本書紀』金春秋来日記事について;古代東アジアのなかの日本と新羅―七世紀における文字文化の伝播;白村江戦をめぐる古代東アジア諸国;新羅海商と唐海商;日宗貿易における年紀制管理と貿易形態の変化)
2部 中世の日本列島と朝鮮半島(外交文書よりみた十四世紀後期高麗の対日本交渉;十五世紀日朝間の境界人たち―井家次・職家父子の場合;中世の国際交易と博多―“大洋路”対“南島路”;朝鮮王朝―室町政権外交の成立と大内氏)
3部 近世・近代の日本列島と朝鮮半島(「朝鮮押えの役」はあったか;韓国における近世対外関係史研究の中の日本;朝鮮出兵と西国大名;近代日本史科学と朝鮮総督符の朝鮮史編纂事業)
![]() | オセアニア―海の人類大移動 (2007/10) 国立民族学博物館 商品詳細を見る |
広大なオセアニア地域が世界に知られる遙か昔、何千年もの時をかけて何千キロにもおよぶ地球規模の大移動を成し遂げた人びとがいた。
彼らの航海術とはどのようなものだったのか。
彼らはどのような足跡を各地に残しているのか。
その知られざる歴史と偉業をたどるとともに、現在も移動・交易・交流を重ねる末裔たちの多様な暮らしぶりを紹介。
第1部 オセアニアの航海術(オセアニア航海術の伝統と現在;ミクロネシアの伝統的航海術;現代に生きる伝統、ホクレア号の航跡と未来)
第2部 海の人類大移動(大海原の植民―考古学からみたオセアニア文化;オーストロネシア語族の広がり―言語学からみたオセアニア文化;植物の移動経路をたどる―植物学からみたオセアニア文化 ほか)
海の文化―オークランド博物館、国立民族学博物館所蔵資料から
第3部 島々の暮らしと現代の移動(ミクロネシアの伝統的交易;東南アジア、海洋民たちの国境交易;オセアニアを出で行く人びとと出で来る人びと―現代の出稼ぎと観光 ほか)
広大なオセアニアを数千年旅してきた人と船の歴史をたどる。民博30周年を記念してホクレア号、チェチェメニ号をはじめ、彼らの世界を民博総力で描く。
![]() | ツタンカーメンの秘宝 ~復元☆カーター発掘隊~ (講談社トレジャーBOX) (2007/11/27) J.、マレック 他 商品詳細を見る |
ツタンカーメン王とは、はたしてどんな時代を生きたファラオなのか?古代エジプト王朝の黄金文化とはなにか?発見に到るエジプト学者たちの研究を俯瞰し、カーター発掘調査隊の現場をたどりながら、ツタンカーメンのあまりにも短かった生涯と古代エジプトの歴史と謎に迫った。
本書には、ハワード・カーターが個人的に書き残した資料、貴重な図版や文書を、メモラビリア=復元特別付録として、30種53点を封入。
発見当時の様子を記録した写真、記録カードや精密スケッチから、「ツタンカーメンの秘宝」の発掘と謎を生き生きと再現した、ファン待望の完全日本語版。
エジプト地図
王家の谷 エジプトの年代記 新王国時代の歴代の王たち
古代エジプト:ナイルの大地と人々
古代エジプト:社会、宗教と芸術
ファラオ:完璧な神
アクエンアテン王とアマルナ時代
古代エジプトに魅せられた人々
ジャン‐フランソワ・シャンポリオンとヒエログリフの解読
古代エジプト遺跡の再発見
古代エジプト遺跡の記録〔ほか〕
1922年11月26日「ツタンカーメンの王墓」発見!
それから85年、黄金の秘宝発掘の瞬間が蘇る!
1922年11月26日、発掘資金が尽きかけていたハワード・カーターとカーナボン卿が見たのは、ロウソクの炎の中に揺れる”黄金をまとった秘宝”の数々だった!
考古学史上最も有名な台詞、「何が見えるかね?」「ええ、すばらしいものが」・・・・その瞬間を追体験!!
6年目を迎えたハワード・カーター発掘隊の活動が手に取るようにわかる現場写真、カーナボン卿に発掘の進捗状況を報告するカーターの手紙、発見直後のあたふたを記した日誌、秘宝が詰まった王墓の状態を克明に写した製図など、発掘の臨場感あふれる資料をそのまま、復元封入。
発掘隊の興奮が伝わる貴重な資料レプリカ30種53点!
◆発見前のカーターからカーナボン卿への手紙
◆発見直後のカーターの日記
◆王墓前室配置図面
◆カーターによる墓の図面、封印紋章スケッチ、発掘記録地図
◆バートン撮影ツタンカーメンの玉座
◆カーターによるツタンカーメンのミイラスケッチ
◆発掘日誌
◆ヒエログリフを解読したフランス人言語学者、シャンポリオンのヒエログリフ解読のきっかけを記した「ダシエ氏への手紙」
◆世紀の発見を報じる「Illustrated London News」の復刻版
◆他多数
![]() | 古代メソアメリカ文明――マヤ・テオティワカン・アステカ (講談社選書メチエ) (2007/08/10) 青山 和夫 商品詳細を見る |
ゼロの概念を発明し、文字や天文学を発達させたマヤ文明。
山上都市モンテ・アルバン。
ローマに匹敵する国際都市テオティワカン。
メソアメリカ最大の王国アステカ―。
日本人にはなじみの薄い「石器の都市文明」の全貌を明らかにし、文明とは何かを考察する。
序章 世界六大文明としてのメソアメリカ文明
第1章 世界六大文明のなかの「石器の都市文明」
第2章 メソアメリカ最初の文明=オルメカ文明
第3章 究極の石器の都市文明=マヤ文明
第4章 メソアメリカ最古の都市を生んだサポテカ文明
第5章 古典期最大の国際都市=テオティワカン文明
第6章 群雄割拠のなかのトルテカ文明
第7章 アステカ文明と後古典期後期メソアメリカ
終章 メソアメリカ文明とは何か
![]() | 教皇と魔女―宗教裁判の機密文書より (叢書・ウニベルシタス (875)) (2007/11) 佐藤 正樹、佐々木 れい 他 商品詳細を見る |
魔女を焼く煙が立ちのぼっている間、教皇庁は何をしていたのか?大量の古文書をもとにヨーロッパ史の一面を生き生きと描いた書。
異教の魔術
中世における宗教裁判の起源
十四世紀の教皇と宗教裁判官
魔女のサバトの成立
『魔女の槌』
宗教裁判所とヴェネツィアの闘争
十六世紀初頭の学術論争
近代の宗教裁判
慎重論の高まり
魔女訴訟の手引
ローマにおける交霊術師との戦い
グラウビュンデンの迫害―一六五四‐一六五五
バーターボルンの悪魔憑き
最後の諸事件―愛の魔法、宝探し、ホスチア冒涜
![]() | アシェット版 図説ヨーロッパ歴史百科 ――系譜から見たヨーロッパ文明の歴史 (2007/10/25) ピエール・ラメゾン編、 他 商品詳細を見る |
自然環境と文化、政治と領土の変遷、芸術と科学の系譜をたどり、ヨーロッパの全体像を巨視的に読み解く。
第1部でヨーロッパ文化の土台と遺産、第2部で各時代の政治と領土の変遷、第3部で芸術と科学を描く構成。
気鋭の歴史学者、人類学者が、系譜という視点からそれぞれの専門分野を執筆。
国や地域別、時代別に、ヨーロッパの変遷を豊富な系譜図、年表、地図、図版とともに詳述。
450におよぶ豊富なカラー図版で、それぞれの地域や時代の特徴をヴィジュアルに表現。
地域別、時代別に、色分けされた160の地図と、統治者の流れが一目でわかる80の系譜図を掲載。
詳細な各時代別の年表とヨーロッパ統治者索引を完備。
第1部 ヨーロッパ文化の土台と遺産(自然環境;民族移動と人口の変動;ヨーロッパの言語 ほか)
第2部 それぞれの時代の政治と領土(ローマ帝国と蛮族の侵入―古代世界から中世ヨーロッパまで;ビザンティン帝国 324‐1453年―東方のキリスト教帝国;ブリテン諸島 491‐1066年―イングランドの誕生 ほか)
第3部 芸術と科学(神々と人間―芸術の出現;エトルリア、ローマ、ビザンティンの芸術―政治と神;造形芸術と建築―中世 ほか)
450の図版、160の地図、80の系譜図を駆使して、ヨーロッパ文明の全体像を巨視的にとらえた名著。年表と索引も完備。
![]() | 中世の秘蹟―科学・女性・都市の興隆 (2007/10) 森 夏樹、トマス・ケイヒル 他 商品詳細を見る |
ヨーロッパ中世は「暗黒」ではなかった。
科学と人文精神を生み出した沸き立つ坩堝だった。
いまだ異質のままだったユダヤ・キリスト教精神とグレコ・ローマン精神とが、その坩堝の中で混ぜ合わされ、新しい知と、女性への畏敬、そして美の感性が登場する―。
都市と人物をたどり、歴史の「秘蹟」を描き出す、斬新・秀逸な中世論。
いにしえの中世都市を巡り、偉人たちの活躍や思想をのぞき見る、万華鏡のような都市巡礼物語。
前奏曲 理知の都アレクサンドリア―大いなる合流点
序 世界の十字路ローマ―ローマ人はいかにしてイタリア人になったか
1 閉ざされた園、ビンゲンとシャルトル―聖母信仰
2 愛の宮廷、アキテーヌとアッシジ―愛の追求
間奏曲 外の世界との遭遇―地中海、東洋、大西洋
3 天上のことを学ぶ大学、パリ―理性の称揚
4 地上のことを学ぶ大学、オックスフォード―錬金術師の探求
5 肉の礼拝堂、パドヴァ―画家の実験
6 光のドーム、フィレンツェ―詩人の夢
7 死の都ラヴェンナ―政治家の空虚さ
後奏曲 廃墟への嗜好―ダンテ風の瞑想
現代ヨーロッパに通じる原型を中世に見出そうとする野心作。鍵となる人物と都市がいきいきと語られる。
![]() | シリーズ絵解き世界史3 ローマ帝国と皇帝たち (シリーズ絵解き世界史 3) (2007/10/25) ニック・マッカーティ 商品詳細を見る |
建国伝説からカルタゴとの死闘、帝国の拡大とカエサル、アウグスティヌスの偉業…。
ローマ帝国の興亡と華やかで高度な文化をドラマティックにフルカラーで「再現」。
はじめに
神話から帝国へ
ローマの政治
カエサルとガリア平定
ローマの内乱
ローマの支配者カエサル
第2の内乱
初代皇帝アウグストゥス
ローマの暮らし
奴隷が支えた帝国
偉大なるローマ帝国
ローマの遺産
![]() | 血みどろの西洋史狂気の一〇〇〇年―魔女狩り、拷問、ペスト、異常性愛…中世ヨーロッパの「闇の時代」の真相に迫る! (KAWADE夢新書 335) (2007/10) 池上 英洋 商品詳細を見る |
かつてヨーロッパに、その壮麗で優美なイメージとはまるで異なる、人間の陰惨な欲望が爆発した“狂気の時代”があった。
教科書には載せられない生々しい史実と、当時の人々の行動を支配した恐るべき価値観とは?封印された“闇の歴史”を掘り起こす書。
1 想像を絶する「魔女狩り」の狂気とその背景―密告、拷問、処刑…何が人々を“暴走”に駆り立てたのか(“ふつうの人”がある日、突然“魔女”に仕立てあげられる恐怖―魔女裁判の密告制度;魔女か否かは、いかに“判定”されたか―魔女審査と神明裁判 ほか)
2 「死」と「病」と「戦争」をめぐる血みどろの惨劇―悲鳴と激痛の“医術”と、殺戮の実態とは(ヨーロッパ全土を覆い尽くす腐臭に満ちた屍たち―ペスト(黒死病)の猛威
“神の罰”と恐れられた病は、どこからやってきたのか―梅毒の歴史と仰天の治療法 ほか)
3 中世の街角と庶民たちの歪んだ暗部―衛生事情、性の実態…“暗黒時代”の日常・風俗を覗く(西欧は、糞尿とゴミに埋め尽くされた“におう大陸”だった―想像を絶する衛生事情;物乞いは、社会が認めた“職業”だった―中世の貧困層の実態 ほか)
4 「聖書」と「神話」が西洋人に刻みこんだ“命”の意味―その信仰心から、血塗られた歴史の“深層”が見えてくる(神はなぜ、自らが創造した人間たちを“消去”してしまうのか―世界中にある洪水伝説;神が創った最初の人間が「男」で、その後「女」が創られる不思議―人類創造神話の共通点 ほか)
5 キリスト教が歩んだ凄惨な歴史といくたの「伝説」の謎―ユダヤ人迫害、マリア信仰、聖杯伝説…西洋の“心の歴史”を掘り起こす(キリスト教徒たちはなぜ、大迫害に対し“無抵抗”を貫いたのか―「殉教者」が果たした役割;ユダヤ人が手にしたパンは、ほんとうに“血を流した”か―ユダヤ人を迫害するキリスト教徒の“矛盾” ほか)
![]() | 日本古代史地名事典 加藤 謙吉 (2007/10) 雄山閣 この商品の詳細を見る |
『和名類聚抄』国郡別による地名配列とその世界観に準拠。
第一線の研究者75名の執筆陣により五畿七道の66国2嶋591郡を網羅。
地名はできるかぎり現地名を比定して掲げ、現地名は2007年3月時点の市区町村合併に伴う行政地名表記を採用。
文献史学をはじめ、考古学、歴史地理学、国文学、木簡研究などの最新成果を反映。
畿内
東海道
東山道
北陸道
山陰道
山陽道
南海道
西海道
特論
![]() | 近世仮名遣い論の研究―五十音図と古代日本語音声の発見 釘貫 亨 (2007/10) 名古屋大学出版会 この商品の詳細を見る |
近世の仮名遣い論の核心には古代日本語音声の発見があった。
抽象的な音声中心主義批判に与することなく、契沖・宣長などの巨人や知られざる音韻家・国学者の拓いた学理の地形を周到かつスリリングに辿る。
未紹介資料『喉音仮名三異弁』『同弁正』の影印収録。
第1章 日本語学説史における「音韻」の問題
第2章 いろは歌から五十音図への交替―契沖『和字正濫鈔』の意義
第3章 日本語音声の自覚へ―文雄『和字大観鈔』の意義
第4章 「喉音三行弁」と近世仮名遣い論の展開
第5章 「おを」の行所属と本居宣長『字音仮字用格』
第6章 「喉音三行弁」論争史
第7章 砺波今道『喉音用字考』と『呵刈葭』論争
第8章 五十音図の学理の完成―東条義門『於乎軽重義』の意義
第9章 五十音図上代実在説と神世文字―平田篤胤の論理
終章 古代人のこゑ(声)を聞く―音声研究と民族主義
資料編 『喉音仮名三異弁』『同弁正』東京大学文学部国語研究室蔵(影印)
![]() | フェニキア人 (世界の古代民族シリーズ) グレン E.マーコウ (2007/11) 創元社 この商品の詳細を見る |
勇敢な船乗りか、希代の商人か。
紀元前の地中海を股にかけて活動し、海上交易により商業都市カルタゴを築いた海洋民族の知られざる興亡の歴史。
第1章 歴史
第2章 都市
第3章 経済―商業と産業
第4章 言語と文学
第5章 宗教
第6章 美術・工芸
第7章 海外への商業発展
補遺―フェニキア本土諸都市のアウトライン
未だに謎の部分が多い海洋民族フェニキア人。その歴史から、文化、宗教、都市、経済、美術まで、最新の資料に基づき紹介する。
![]() | 掘れ掘れ読本-考古学ギョーカイと発掘の愉快なお話 秋田麻早子 (2007/09/20) バジリコ この商品の詳細を見る |
考古学界のアイドル(自称)が発掘のイロハから、考古学者の生態、謎の出土品、古代文字の解読まで知られざる考古学界のリアルをわかりやすく、ちょっとディープに爆笑講義。
第1章 発掘ってナンダロウ?(発掘のハジマリ;なぜ“掘る”のか? ほか)
第2章 発掘する人たち(エミール・ブルクシュ―裏社会に顔がきいた荒くれ考古学者;ハインリヒ・シュリーマン―億万長者のギリシャ神話オタク ほか)
第3章 発掘されたモノたち(頬を押さえる女―元祖“お尻美人”;立つ女―胴長短足の可愛いアノ娘 ほか)
第4章 発掘された「文字」(古代文字ってナニ?;古代文字はスラスラ読めるの? ほか)
第5章 発掘をめぐるモンダイ(発掘された出土品は誰のもの?;盗掘という発掘 ほか)
![]() | 古代史おさらい帖―考古学・古代学課題ノート 森 浩一 (2007/10) 筑摩書房 この商品の詳細を見る |
学界で「通説」となっているものの中にも根拠の脆弱なものはある。
古代史を考える上で必要なものの見方を、「土地の見方」「年代の見方」「『人』の見方」の三部に分けて解説。
「ぼくの古代史についてのまとまった発言は、多分この書物で終りになるだろう」という著者渾身の一冊。
第1章 土地の見方(海道と島々を考える;変貌する河内と摂津―国産み神話の鍵)
第2章 年代の見方(時間をどう記述したか;銅鏡の「年代」をめぐって;諸所に刻まれた年号;「暦」はどのように使われたか)
第3章 「人」の見方(『古事記』の構造;倭人=「呉の太伯」の後裔伝承の重要性;複数の「倭人」の存在;南九州を考える;海を渡る倭人たち)
古代史を考える上で必要なものの見方を、「土地の見方」「年代の見方」「『人』の見方」の三部に分けて解説。「これだけは書いておきたかった」という著者渾身の一冊。
![]() | 環境考古学事始―日本列島2万年の自然環境史 (Modern Classics新書 20) 安田 喜憲 (2007/10) 洋泉社 この商品の詳細を見る |
当時、地理学を専攻していた著者は、人類の歴史と自然の変動には大きな相関関係があると考え、全国の遺跡をまわり、地層内の土を採集し、土中の花粉や珪藻を分析した。
その結果、当時の気候や森林植生の変遷、水面の変動などを緻密に再現することに成功したのである。
縄文時代は森の文化であり、縄文時代の人々は、森の時間とともに生きていた。
彼らは春夏秋冬という日本列島の季節の循環にぴったりと適応した生活を送っていた。
1980年に出版された本書は、過去の気候や植生の変遷などが、人類史に大きな影響を与えることを明らかにした。
その事実は、多くの読者に衝撃を与え、現在の環境考古学研究の礎を築いた。
1 生態史の視点
2 地方文化のルーツ―旧石器時代
3 自然との調和の文化―縄文時代
4 水田稲作農業の文化―弥生時代
5 森林破壊期の文化―古墳時代・歴史時代
6 日本文化論への一視点
![]() | 加耶と倭 韓半島と日本列島の考古学 (講談社選書メチエ 398) 朴 天秀 (2007/10/11) 講談社 この商品の詳細を見る |
任那日本府はなかった。
韓半島に存在する倭人前方後円墳の意義とは。
藤ノ木古墳になぜ新羅産馬具が副葬されたのか。
韓日考古学の成果を総合し、加耶から百済・新羅に至る古代韓日交渉史を新たな視点で読み直す画期的論考。
第1章 古代韓日交渉史を見なおす(古代の韓日交渉史への問題提起;古代韓日交渉史研究の新しい地平;新たな古代韓日交渉史へ)
第2章 加耶と倭―古代韓日交渉の始まり(金官加耶と倭;阿羅加耶と倭;小加耶と倭;大加耶と倭)
第3章 「任那日本府」はなかった―百済と倭(在地首長か倭人か―栄山江流域の前方後円墳;前方後円墳はいつ造られたか;個々の前方後円墳の分析;被葬者はだれか―栄山江流域と九州地域の関係;倭人の役割は何か;なぜ倭人の前方後円墳が造られたのか)
第4章 藤ノ木古墳馬具の出自はどこか―新羅と倭(新羅と倭は敵対的ではなかった;日本列島の新羅文物;新羅地域の日本列島文物;頻繁な交渉はなぜ起こったか)
終章 古代韓日交渉をどう見るか
![]() | K考古学研究所のひみつ 高岡 さや (2007/09/30) 新風舎 この商品の詳細を見る |
考古学の分野は人文科学系の学問の中ではわりとメジャーだから、考古学についてはマスコミでもしばしば取り上げられている。
ここでは光の当たらない補助員にスポットを当ててみたい。
考古学の末端の仕事にはどういうものがあるのか、また、研究者としてではなく労働者として考古学に接するとはどういうことなのか少しばかり述べてみたい。
![]() | 近世・近現代考古学入門―「新しい時代の考古学」の方法と実践 鈴木公雄ゼミナール (2007/10) 慶應義塾大学出版会 この商品の詳細を見る |
歴史史料が豊富に存在する時代の遺物を扱うことにより、文献史学はもちろん、社会学、経済学といった他の学問分野との幅広い学際研究の可能性を持った「近世・近現代考古学」の入門書。
第1章 近世・近現代考古学とはなにか(近世考古学の課題;歴史考古学の発達と考古学の未来)
第2章 近世・近現代考古学の方法(研究の方法と成果;理論的展開)
第3章 歴史考古学と関連分野(先史考古学から 歴史考古学と先史考古学―北アメリカの例を中心として;歴史学から 歴史考古学と文献史料;文化人類学から 歴史考古学と文化人類学;人類学から 考古学と人類学・自然科学)
徳川将軍家墓所の埋葬形態に見られる将軍家内での個人の“格”など、豊富な歴史史料が存在する「新しい時代」だからこそ、幅広い解釈が可能となる「近世・近現代考古学」の入門書。
![]() | 野川流域の旧石器時代 (考古学リーダー 11) 明治大学校地内遺跡調査団 (2007/10) 六一書房 この商品の詳細を見る |
本書は、2006年7月15・16日に行なわれた、『「野川流域の旧石器時代」フォーラム―明治大学調布付属校用地の遺跡調査から』の記録集です。
第1部 講演会記録「旧石器時代の研究―野川から日本、そして世界へ」(「月見野・野川」の画期と日本列島の旧石器時代研究;旧石器時代の日本列島と東アジア)
第2部 公開シンポジウム基調報告(野川流域の旧石器時代遺跡―最近の立川面における調査から;野川・多摩川中流域の地形・古環境;旧石器人の生活空間―遺跡分布から分かること)
第3部 公開シンポジウム総合討論記録「野川流域の旧石器時代―地形・環境の変遷と人びとの生活」
![]() | 考古学が語る日本の近現代 (ものが語る歴史シリーズ 14) 小川 望 (2007/10) 同成社 この商品の詳細を見る |
モノを対象とする考古学はあらゆる時代を対象とする。
出土遺物や遺構は文字や映像資料では知り得ないことをしばしば雄弁に物語る。
著者らは考古学によって近現代を読み解いていくことの面白さを、多くの人に伝えたいと、入魂の論文を紡ぎ出した。
市谷本村町遺跡の煉瓦遺構
土管でつながる江戸から明治
北海道積丹半島の漁場遺構
ヒバチヤ田口窯の近現代土器―近世江戸地域の土器との比較から
八丈小島の小碗
「納税/完納賞」の銘を有する碗―小平市鈴木遺跡出土近現代考古資料の一例
続・お茶碗考―近代・現代の中型碗に飯碗を探る
物質文化から見た近現代生活様式の復元―香川県善通寺市旧練兵場遺跡出土資料とその周辺地域民俗資料を素材として
聞き取り調査、モノの記憶―近現代考古学の方法をめぐって
近現代考古学研究会の活動と近・現代の考古学
![]() | ホモ・サピエンスの誕生 (市民の考古学 (3)) 河合 信和 (2007/11) 同成社 この商品の詳細を見る |
ホモ・サピエンスのアフリカ単一起源説を中心に、人類発生の故地やネアンデルタールの実態など古人類学の最新情報をわかりやすく紹介。
第1章 最古の人類はどこ?
第2章 その後の猿人とホモ属
第3章 ホモ・サピエンスのアフリカ単一起源説の勝利
第4章 アフリカで遡る現代的行動の起源
第5章 書き換えられる「狩猟民」としてのネアンデルタール人復元像
第6章 自立的な発展だったのか?末期ネアンデルタール人の選んだ途
第7章 小さな脳の人類がもたらした大きな衝撃
![]() | 転生―古代エジプトから甦った女考古学者 ジョナサン・コット (2007/11/21) 新潮社 この商品の詳細を見る |
20世紀前半、自分の前世が古代エジプトの巫女であると知ったドロシー・イーディーは、昼は謹厳なエジプト学者として評判を高めてゆく一方、夜になると幻視の世界に入っていった。
ついにナイル渓谷にあるアビドスの神殿に住みつき、生涯を終えたイギリス人女性の軌跡を辿る異色ノンフィクション。
第1章 ベントレシヤイト
第2章 ドロシー・イーディー
第3章 ブルブル・アブドゥルメギード
第4章 オンム・セティ
第5章 ハニー・エル・ゼイニ 友情の物語
第6章 オンム・セティ 晩年
第7章 エピローグ:オンム・セティを探して
私は王様の愛人だった―ありふれたイギリス人女性は、自分が古代神殿の巫女だったという記憶を持っていた!特異な転生経験をたどるノンフィクション。
![]() | 図説人類の歴史 10 (10) (2007/08) 朝倉書店 この商品の詳細を見る |
最初の章、「人種と人間集団と文化の発展」は、われわれの種、ホモ・サピエンスが示す世界的な、(身体的、文化的、言語的)多様性を考察する。
後に続く8つの章では、アジア、東南アジア、オーストラリア、太平洋、アフリカ、北極圏、南北アメリカの先住民社会の慣習、信仰、経済、社会生活といった事柄の詳細な解説をする。
最後に、「人類の未来」では、これから先に横たわる難題を熟考する。
第6章 アフリカの先住民
第7章 北方の人々
第8章 北アメリカの先住民
第9章 南アメリカの先住民
第10章 人類の未来
![]() | 図説人類の歴史 9 (9) (2007/06) 朝倉書店 この商品の詳細を見る |
第1章 人種と人間集団と文化の発展
第2章 アジア大陸の先住民
第3章 東南アジアの先住民
第4章 アボリジニのオーストラリア
第5章 現代世界の太平洋の人々
![]() | 新世界の文明―南北アメリカ・太平洋・日本〈下〉 (図説 人類の歴史) ヨラン ブレンフルト、 他 (2005/05) 朝倉書店 この商品の詳細を見る |
第6章 日本の発展
第7章 南太平洋の島々の開拓
第8章 南太平洋の石造記念物
第9章 アメリカ先住民の歴史
第10章 文化の衝突
〔内容〕日本の発展/南太平洋の島々の開拓/南太平洋の石造記念物/アメリカ先住民の歴史/文化の衝突/〔トピックス〕律令国家と伊豆のカツオ/草戸千軒/ポリネシア式遠洋航海カヌー/イースター島/平原インディアン/伝染病の拡大他
![]() | 新世界の文明―南北アメリカ・太平洋・日本〈上〉 (図説 人類の歴史) ヨラン ブレンフルト、 他 (2005/05) 朝倉書店 この商品の詳細を見る |
第1章 メソアメリカにおける文明の出現
第2章 マヤ
第3章 アステカ帝国の誕生
第4章 アンデスの諸文明
第5章 インカ国家
〔内容〕メソアメリカにおける文明の出現/マヤ/アステカの誕生/アンデスの諸文明/インカ族の国家/〔トピックス〕マヤ文字/ボナンパクの壁画/メンドーサ絵文書/モチェの工芸品/ナスカの地上絵/チャン・チャン/インカの織物他
![]() | 図説人類の歴史 (6) ヨラン・ブレンフルト (2004/11) 朝倉書店 この商品の詳細を見る |
第6章 エーゲ海文明の誕生(ミノア文明のクノッソス宮殿;地中海における青銅器時代から鉄器時代への移行;ギリシャ人とフェニキア人による植民:前800〜前500年)
第7章 古代ギリシャの時代(ピテクーサイの交易拠点;西方のギリシャ人;「フィリポス2世の墓」の謎;古代ギリシャの陶器画)
第8章 ローマの興亡(エトルリアにおける死;埋もれた都市、ヘルクラネウム;カトーの農業機具;ローマ帝国のヨーロッパ辺境)
第9章 ヨーロッパの鉄器時代(リンドゥ人:2000年前の人身供犠;アングロサクソン時代のイングランドの地方集落)
第10章 アフリカの国家の発達(社会の団結;メロエ:繁栄した王国の首都)
〔内容〕地中海文明の誕生/古代ギリシャ時代/ローマの盛衰/ヨーロッパの石器時代/アフリカ国家の発達/[トピックス]クノッソスのミノア神殿/古代ギリシャの壷彩色/カトーの農業機械/アングロサクソン時代のイングランド地方集落他
![]() | 図説人類の歴史 (5) ヨラン・ブレンフルト (2004/11) 朝倉書店 この商品の詳細を見る |
第1章 メソポタミア文明と最古の都市(メソポタミアの古代都市と環境;最古の文字;ウルの王墓;バビロニア人とアッシリア人:メソポタミアの覇権をめぐって)
第2章 古代エジプトの文明(死の考古学;永遠の追求:神殿と墓;太陽神ラーの息子:エジプトの王;エジプトの遺産の将来)
第3章 南アジアの文明(シーギリヤ王宮)
第4章 東南アジアの諸文明(東南アジアの巨石記念物;ボロブドゥールの解釈:山、ストゥーパ、マンダラ?)
第5章 中国の王朝(秦の始皇帝陵;〓(たい)侯夫人墓
シルクロード)
〔内容〕メソポタミア文明と最古の都市/古代エジプトの文明/南アジア文明/東南アジアの諸文明/中国王朝/[トピックス]最古の文字/ウルの王墓/太陽神ラーの息子/シギリヤ王宮/東南アジアの巨石記念物/秦の始皇帝陵/シルクロード他
![]() | 石器時代の人々〈下〉 (図説 人類の歴史) ヨラン ブレンフルト、 他 (2004/04) 朝倉書店 この商品の詳細を見る |
第6章 南・東アジア石器時代の農耕民
第7章 太平洋の探検者たち
第8章 新世界の農耕民
第9章 なぜ農耕は一部の地域でしか採用されなかったのか
第10章 オーストラリア―異なった大陸
〔内容〕南・東アジア石器時代の農耕民/太平洋の探検者たち/新世界の農耕民/なぜ農耕は一部の地域でしか採用されなかったのか/オーストラリア−異なった大陸/[トピックス]良渚文化における新石器時代の玉器/セルウィン山脈の考古学他
![]() | 石器時代の人々〈上〉 (図説 人類の歴史) ヨラン ブレンフルト、 他 (2004/04) 朝倉書店 この商品の詳細を見る |
第1章 偉大なる変革
第2章 アフリカの狩猟採集民と農耕民
第3章 ヨーロッパ石器時代の狩猟採集民と農耕民
第4章 西ヨーロッパの巨石建造物製作者たち
第5章 青銅器時代の首長制とヨーロッパ石器時代の終焉
紀元前5千年〜15世紀のアジア・アフリカ・ヨーロッパ諸文明を活写。〔内容〕メソポタミア文明/古代エジプト/南アジア・東南アジア諸文明/中国王朝/地中海文明/古代ギリシャ/ローマの盛衰/ヨーロッパの鉄器時代/アフリカ諸国家他
![]() | 人類のあけぼの〈上〉 (図説 人類の歴史) ヨラン ブレンフルト、 他 (2005/01) 朝倉書店 この商品の詳細を見る |
第1章 人類とは何か(オルドワイ峡谷:過去に開いた窓;音から言語へ:人類のある発見 ほか)
第2章 人類の起源(性的二型:種間比較的そして進化的観点;われわれの最も古い祖先 ほか)
第3章 ホモ・サピエンスへの道(腕力が誇りの狩猟者か、それとも食うや食わずの屍肉あさりだったのか;周口店遺跡での発見が物語ること ほか)
第4章 アフリカとヨーロッパの現生人類(氷河時代;氷河時代のヨーロッパの動物相 ほか)
第5章 芸術の誕生(ビーナス像;ペシュ・メール:2万年前の聖地 ほか)
500万年前の人類誕生から15世紀の極北開拓までを活写。〔内容〕人類とは何か/人類の起源/ホモ・サピエンスへの道/アフリカとヨーロッパの現生人類/芸術の起源/地球各地への全面展開/オーストラリアへの移住/極北のパイオニア他
![]() | 石器時代の人々〈下〉 (図説 人類の歴史) ヨラン ブレンフルト、 他 (2004/04) 朝倉書店 この商品の詳細を見る |
第6章 地球上での人類の拡散(後期旧石器時代の東南アジアにおける石器と文化;マンモスの骨で作った小屋 ほか)
第7章 オーストラリア大陸への移住(熱ルミネッセンス年代測定法;大地の芸術 ほか)
第8章 最古の太平洋諸島民(移動し続ける動物;熱処理加工:5万年前の技術 ほか)
第9章 新世界の現生人類(だれが最初のアメリカ人だったのか?;クローヴィスの狩猟具:現代の実験 ほか)
第10章 極北のパイオニアたち(極北の動物たち;初期の極北文化 ほか)
紀元前10〜2世紀の初期農耕世界を活写。〔内容〕西南アジア農耕民の誕生/アフリカ大陸の狩猟採集・農耕民/ヨーロッパの石器時代/巨石記念物の製作者/青銅器時代/東アジアの石器時代農耕民/太平洋の探検者/新世界の農耕民他



































